紅蓮のゆうび’s Diary

役に立つ、読みやすい、ように努めるただの日記。

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

12 痴女・メディナ

本物の痴女を初めて見た あれは架空の人物かあるいは空想上の産物だとばかり思っていたが いやはや本当に生きてる間にこの目で見ることができるとはな なんて言っている場合じゃない 朝起きて「ベットからでられないなー」なんて考えていたら急に横開きのク…

11 ミア・フォーマット

錆びたアパートの階段を登っていく 確か大家さんがそろそろペンキ塗りたてるって言っていたな 「人のことは大切に想わないが、アパートの事は大切に想う」のが大家さんだ」 クソみたいな名言を心の中で生みながら俺は鍵を差し込み玄関を開ける 「ただいまー…

9 勇者・エリオット

「おい、そこのお前」 振り向くとそこには見るからに勇者の風態をした少年がいた。身長は150㎝と小柄で、寒くもないのに顔にターバンを巻いている。寒がりなのだろうか。 うわー絶対異世界系の人だ。なんか背中に剣まで背負っているし……捕まるぞ。 「はい」 …

8 天宮・テルオ

「なぁなぁ! お前もボッチなんだろ?」 軽口いちばん、そんな失礼なやつだった。 普通は顔も知らない奴に対してその態度はたとい大学生であったとしてもない。 「ええ、まぁ」 その失礼な問いかけに対してのこのワタクシの返答。まさにボッチである。 「そ…

7猫と少女

朝ニュースを見ると最近ここらへんで連続殺人が起きているらしい。 俺はそれを人ごとのように流す。 一時限目は眠くてかなわん。加えて最近は俄然寒い日が続く。 そして家を出て、階段を降りて塀をふと見た時のことであった。 猫がいる。ちょっと太めの白。 …

10 吸血鬼・ヴァリス

ある日の暮方の事である。 俺は寝っ転がりながら無駄な時間を過ごす。 大学からアパートまでは徒歩15分少々である 余談ではあるけど俺は今2年であるが就職活動については全くといっていいほど何も考えていない。知り合いの生神アキラではないがそれが大学…

6 魔法少女二回目 編集中

生きる上で大切なのは、どれだけ今の自分の行動が。未来の自分に返るか考えれること。今なぜそれを食べるのか、今なぜそのご飯を食べるのか、なぜ筋トレするのか、何のためにパソコンをいじってITで仕事するのか、それが5年後何の役に立つのか、自分はこの…

5 連・ユカリ

実は俺は昨日きたお兄ちゃん二人組にボコられていたのであった。 ヒカリさんが何かを言って二人を返した後、また再びやってきて俺は殴られたのであった。頬に一発と腹に二発。むしろそれだけで済んでよかったとします。 「イツハ君、どうしたのその傷?」 「…

4 天童・ヒカリⅡ

彼女の名前は、天道・ヒカリ 一昨日(おととい)からギャルが新人として入ってきた。といっても物覚えがよく既に業務スキルでは俺を抜いている。いやほんとに。 ギャルといものは結構いかつかったりもっと怖いものを想像していたのだが、この天道という女性…

3 天童・ヒカリ

「イツハ先輩頼りになるぅ☆」 「はい」 昨日赴任したバイト先のギャルが苦手すぎる。こちとら高校から友人付き合いというスキルを落っことしてきている身だぞ。もっと労わって距離を置いてほしい。 「ありがとっ」 そう言って肩でも撫でられようものなら一瞬…

2 舞先・ミノル

特に何もない。 そんな日常のはずだった。 バイト先のコンビニにギャルが新任してきた。 それだけ。 ========= 朝起きて歯を磨いてから気づいた。部屋内に魔法少女がいた。 「やあ、たまたま通りかかったらキミはどうやら恵まれているようだね。だけど慢心は…